目標管理の仕組みをうまく回す方法とは

この1ヶ月で「目標管理」の研修を2社で実施しました。また、コンサルティングのテーマとしても目標管理に関するものが増えています。

研修においては、会社の目標を自部門および部下の目標に落とし込むための考え方や演習を実施して理解を深めます。

目標管理を説明する際の用語としてはKGIやCSF(KSF)、KPIなど、中小企業さまにはあまり聞きなれないものもありますが、最も大切であり、難しいのが課題(CSF:重要成功要因)を見つけることだと感じています。

やみくもに、「目標を達成しろ!」とゲキを飛ばしても、目標を達成するための自部門の課題を発見することを上司が支援しなければ、いっこうに目標は達成できないでしょう。

そのためにも、目標設定・プロセス面談はとても重要な意味を持っています。最近では、1on1ミーティングという名称で知られていますが、要は上司と部下が仕事上の目標をしっかりとすり合わせる時間と、プロセスを共有する時間を確保して、部下の目標管理を支援するのが上司の役割であるということをもっと認識してもらうための仕掛けが必要と痛感しています。

経営者のみなさんにもこのことを認識していただくことが、われわれコンサルタントの使命でもあります。