ビジネスの情報収集の成否のカギ

ビッグプロジェクトが誘致されている地元業者の社長さんにうかがった話。

地域にとって、とても期待感が高まっているプロジェクトで、さまざまな需要が発生することが予想されているとのこと。

公式に発表される情報では、自社のビジネスにどのように影響するか、具体的にどんなニーズがあるのかわからない状況でした。

ただ待っているだけではなにもわからないので、地元の経営者の集まりや、金融機関、取引先、協力業者、商工会議所、役所など、ありとあらゆる関係者と会いまくって、少しずつ情報を得ながら、次の行動、次の行動と地道に活動をされた。

そうすることで、東京からプロジェクトの実行部隊が来ると同時に挨拶に行くことができて、3ヶ月後にはその人たちとゴルフに行くまでの関係を構築された。

わたしと打ち合わせしている間にも、プロジェクト関係の発注につながる電話がバンバン入っている様子でした。

直接的に情報を得るルートがなくても、たくさんの人と会って、会話をしていけば、ほしい情報が手に入るルートができてくるものなんですね。

ビジネスの情報収集は、人と会うことでしかできない!

「コロナは配慮しつつですけれど、やっぱり人と会わないと」

ビジネスにつながること以外でも、人に会うことでとても興味深いお話が聴けることがあります。

そんな時は、こちらからもその話題に対する率直な意見を表明するとか、自分が体験した事例をお話したりすることが、相手のメリットにもなることを忘れずに会話を楽しみたいですね。