海外赴任者の悩み

ベトナムのホーチミンに来ています。

 

どの国の日系現地法人でも、一人もしくは数名の日本人で、数十名から数千名のローカルスタッフをマネジメントするのが通常のようです。

しかし海外赴任者の多くは、マネジメント経験など全くないにもかかわらず、いきなり慣れない海外に送り込まれています。

さらに求められる仕事の質が大きく変わっていることをはっきりと認識する暇もなく業務に追われる毎日に戸惑われています。

 

一方送り出す側は、語学研修や異文化理解などの研修は一応用意しているので、問題意識がないかもしれません。

しかし、本来はマネジメントに関する教育こそが必要ですよね。

 

現地法人でお話をうかがうと、ローカルスタッフとのコミュニケーションが不足していることが原因で、さまざまな問題が起こっています。

言語の壁もありますが、むしろマネジメントという切り口からコミュニケーションの必要性を認識していないことが、問題を大きくしているように感じます。

 

なぜローカルスタッフがすぐ辞めてしまうのか?など多くの悩みを抱える海外赴任者の悩みを解消するためにも、当事務所でも海外赴任者向けのマネジメント研修を強化していきたいと考えています。

 

 

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