ドンドン増える固定費
固定費負担の軽重が、この不確実な時期に明暗を分けていると実感しています。
今日は当たり前すぎることを書きますのでご容赦ください。
営業時間短縮で苦しい立場に追い込まれている飲食店の中でも、店舗が自前、もしくは家賃が格安の物件でやられているお店のオーナーは前向きに次の構想を練られています。
売上が激減しているのは他と同じなのですが、表情は落ち着いています。
借金負担も同じで、赤字補填や不稼働資産への投資で残った借金は、すでに現金を使い果たしているため、大変厳しいです。
一方、これまでしっかりと利益を残してきて、お付き合い程度の借金しかないと、コロナ融資を借りても現金をプールして戦略を練るための時間的な余裕があります。
家計と同じで、管理しないと固定費は知らない間に増えていきます。しかも必ず!
無駄な固定費を増やさないためには、毎日数字を見るしかないです。
自分なりに必ずチェックする数字を決めておくと良いです。
スケールが小さい例で恐縮ですが、わたしの場合はネットやIT関係のサブスクがチリツモになる傾向があるので、半年ごとに利用頻度を見て解約か継続かを決めています。
他の勘定科目でも、ほぼリアルタイムで会計システムにデータを登録しているので、分析機能を使って時系列比較などすれば、すぐに問題を見つけられます。
マジで固定費は少なくすべき!
「それにしても、クラウド会計って本当に楽でいいですよね」クラウド会計のサブスク料金がジワジワと値上げされていますが、もう逃れられないです。
売上や利益を確保する方では、サブスクやろうという話題になりがちですが、逃れられないくらいに価値あるものにしていかないとすぐに解約されてしまうということでしょうか。
そう考えると、いかに価値あるものにお金を使うか、いかに価値あるものを提供するかをしっかりと考えて経営しようということですね。