会社を変える管理者教育のススメ
豊橋商工会議所様で、「新任・初級管理者マネジメント基礎講座」に登壇してまいりました。
管理者としてスタートを切ったばかりの若手リーダーが集まってくれました。
管理者になった多くの方々は、業務の遂行という面できっちり成果を上げてこられたことと思います。
しかし、管理者になると部下を通じて成果を上げるということが求められるわけで、これまでとはまた違った仕事を始めるぐらいに管理者として必要となる知識やスキルがたくさんあります。
今回の研修でそのあたりのことを一通り確認しようというコンセプトで実施しました。
具体的には、仕事のマネジメントと、人のマネジメントが必要であり、それぞれ方針立案および問題解決、リーダーシップと部下育成という内容を中心に基礎的なことを学ぼうというものです。
すべてとても重要であり、今後じっくりと向き合っていただきたいテーマばかりです。
受講者のみなさんは問題意識が高く、自社の問題やご自身の課題をしっかりと認識している方ばかりで、とても頼もしく感じました。
コロナ禍ということもあり、みんなで集まってディスカッションや、ロールプレイングをじっくりと実施することができないというもどかしさはありましたが。
ところで、外国企業は戦略的なマネジメントが優れており、日本企業はミドルマネジメントによる現場力が強いと言われます。
実際わたしも、コンサルティングの現場では優秀なミドルの方に助けられることが多いです。
現場力の強さの源泉であるミドルマネジメントのみなさんが、「戦略的思考」を兼ね備えることで、より強い企業になれると思い、その観点からのお話もさせていただきました。
リーダーを大切に育成することがカイシャを強くする!
「管理者になったからもう教育必要ないでしょというのは大間違い!これからが人材育成です」