経営診断の原点は現場調査にあり

緊急事態宣言下で休業しているサービス店舗の診断依頼がありました。

これまで2回訪問し、現状の概要をヒアリングさせていただきました。

本来はそろそろ簡易診断の報告書ドラフト作成にとりかかるところなのですが、なぜだか筆が進みません。

気晴らしに、三井住友銀行の元頭取、西川善文氏の著書『仕事と人生「ラストバンカー」の遺言』を読んでいると、「机上でわからないことが現場にある」という内容が書いてあり、いつも実践しているはずのことが今回できていないということに気づかされました。

休業中の店舗に足を運んでも、実態がつかめるわけがないですよね。

接客が良いというところが強みとうかがっていても、実際の接客場面を見たり、自分でも利用してみたりしなければ、接客の中でも何が良いのかわかりません。

提供している飲食物も売りとのことですが、食べてみなければいけませんよね。

また、お客様の反応がどうなのか、データで時間帯別の客層は分析できますが、だから何なのか?そのデータから何が言えるのか、平日と土日の雰囲気はどうなのかなど、現場で検証する必要もあります。

競合店舗でもサービスを利用して、その体験の中から差別化の方向性を見出していくということもしなければなりません。

ここまで実施しようとすると正直コストがかかりすぎてしまうのですが、支援機関の予算を使っている関係で上限が決まっています。

こういうケースではコンサルの時間単価のことなど考えると、とことんやりすぎるということも良くないですし、自分が納得できない仕事もしたくないしということで悩みます。

バランスを考えながらですが、個人的には少し突っ込み気味でやってしまう方を選択することが多い気がします。

現場に張り付くと肌感覚で実態がわかってくる!

初心に立ち返って、基本を徹底したいと思います。