仕事の本質を見失うな

医は仁術、コンサルタントも仁術だ。

わたしが通院している近所の眼科クリニックで、瞳孔を広げて眼底写真を撮って目の状態を確認する検査を受けました。

担当してくれた看護師さんがそのとき使った医療機器の扱いに慣れていないようで、何度かシャッターを切ったあとで他の看護師さんを呼んで、あーでもないこーでもないとやっていました。

そのあと先生の問診があったのですが、どうやら写真がしっかりと撮れていなかったようです。

「今日は4ヶ月ぶりに眼底の状態を見る日でしたね。んー?写真がピンぼけしているなぁ・・・。まぁ、毎回写真がしっかり撮れるわけではないですからね・・・。」

とおっしゃったあとに、カルテに貼ってある過去のデータなどを見ながら、「目薬を変えましょうか」と。

今日の検査の目的を何も果たしていないのに、何に基づいて薬の変更を判断したのか、まったく納得できない診察でした。

このクリニックでは、過去にPayPayが使えたのに手数料が発生することになった瞬間に取りやめしたり、使いきれない量の目薬を処方されたり、量を少なくするように申し出たら、治療に関係ないドライアイ用の目薬を増やされたりした経験があります。

PayPayは良いとして、どうもお金儲けを優先されてるのかなと思わせるような出来事があったなかで、今回の「事件」が起こったのです。

眼底検査料は6千円超と、いくら保険適用とはいえそれなりの金額をとっているわけで、少なくともきちんと仕事をこなしてほしいところです。

一般的に、お医者さんには直接このようなことを指摘するのはしづらい関係性だと思いますし、わたしも勇気を持って言い出すことができませんでした。

「先生、お金も大事だけど、わたしの目も大事にしてほしいです」

わたしはクリニックを変えようと思います。

クリニックだけでなく、さまざまなお店やサービス業者さんが、こうしてクレームすら受けることなく顧客を失っているのではないでしょうか。

わたしもコンサルタントとして、このクリニックの先生のような振る舞いをしていないか?何を大切にして仕事に取り組まなければならないのか、この事件から学びたいと思います。