リスケジュールは企業再建のチャンス!経営改善を成功に導くためのポイントとは?
リスケジュールは会社を建て直すためにいただける猶予期間だ!
経営改善計画の策定をお手伝いする私たちの報酬を国が2/3補助してくれる「405事業」を活用して、成果を上げられた企業さんがあります。
その企業さんは、数期連続赤字で資金繰りが逼迫し、リスケを余儀なくされました。しかも金融機関さんとの連携がうまくいかず、手持ち資金が枯渇する寸前にようやくリスケを実行してもらいました。
私たちコンサルタントは、経営改善計画を策定する前に、事業面の調査を徹底的に行なって、赤字の原因を徹底的に探ります。この取り組みも405事業の補助対象になるので、必ず実施させていただくことを提案しています。
この事業面の調査を進める過程で、どの部門に問題があるのか、誰のどんな仕事のやり方が収益悪化を招いているのかというレベルまで、具体的に突き止められるまで掘り下げます。
問題の真因がわかれば、あとはそこにメスを入れるということになります。
今回のケースでは、経営者が真因を取り除くために社内改革を思い切って実践することで、わたしたちの想定以上の収益面の改善が実現しました。
コンサルタントは、会社の中で行われている業務で起きている問題を一つ一つ丁寧に取り上げて、なぜその問題が発生しているのかについてデータを集めて分析します。こうして経営者が主観的に感じている問題意識や改善の方向性に客観性を持たせることになります。
つまり、経営者の考えを行動に移すことを後押しするために調査をし、計画づくりをともに行うのです。
資金繰りが忙しいと、金策に時間を取られてしまい、こんなことをじっくり考えている余裕はないです。だから、リスケジュールという猶予期間をありがたくいただき、その時間を活用して全力で改善するんです。
その成否を左右するのは経営者の意気込みだということが、今回の成功事例で感じたことです。
経営者が本気になったら会社は必ず変わるんだ!!
経営者をその気にさせることもコンサルタントのスキルですし、それは精一杯頑張りますが、あとはご本人次第です。
という逃げ道をつくらずに、私はそのことも含めてコンサルティングスキルを磨き続けると宣言します!