プレゼンテーションの攻略法

人前で話すこと、プレゼンテーションの機会があるときは、出来事から話し始めてください。

そうすれば、下を向いていた聴衆が顔おあげて聞いてくれますよ!

自分の経験は自分にしか話せないので、人は必ず熱心に聞いてくれます。

豊橋商工会議所さまで、新人・若手向けのプレゼンテーション基礎講座を担当しました。

プレゼンテーションと言うと、AppleのCEOの新製品発表、TEDトークで魅力的なスピーカーなどを想起させて、自分には少しハードルが高いかなと思う方も多いのではないでしょうか。

今でこそ何十人の人前でセミナーや研修に登壇する機会をいただいていますが、銀行員時代は人前で話すことなど皆無でした。

講師として人前に立つと、たった一人で多数の人たちに学びを提供する役割になるため、とにかく研修プログラムをこなすことが精一杯で、伝え方まで気が向かなかったですし、最初のころは当然ながら毎回緊張していました。

いつの頃からか、自分が伝えたいことを明確に持って、自分なりにですが、熱を入れて話すことができるようになりました。

とにかく場数を踏ませていただいたことが最大の要因ですが、そのプロセスで、研修の準備も同じぐらいの数をこなしてきました。

準備段階では、単なる知識提供にとどまらないように様々なことを考えます。

自分の経験や体験から気づいたこと、仕事の現場で起きた出来事を具体的に伝えることで、リアリティを感じてもらおうと試行錯誤しています。

プレゼンテーションは準備が8割だ!