経営診断の心得
「分析してみて何も言えることがない場合もあるけど…。」
中小企業さんの診断を実施していると、欲しいデータがすぐになくて困ることがあります。
わたしはそんな時に燃えてきます。
なぜなら、未知の情報の中にこそ問題解決のために必要な価値あるものがかくれているからです。
どんな会社でも、日々の業務をこなす中で、膨大な情報が記録されていきます。まとまったデータがなければ、その情報を使ってデータ化すれば良いだけです。
手書きの日報、いまだに多用されている受発注のFAX、図面のはしに書かれたメモ、受け取っただけになっているお客様アンケートなどなど。
データ化して分析するとこんなことがわかるんじゃないか!?と信じて、とにかく修行と思ってせっせとExcelに入力します。ものすごく手間ひまかかりますが、こういう作業を通じて、診断のキラーコンテンツを発見したときの喜びや興奮はなんとも言えません。
データがなければデータを作れ!