仕事の教え方のコツ 4つの準備事項編
仕事を教えるためには、準備が肝心です。
まずは4つの準備事項の一つ目、教育計画を作ることから始めましょう!
仕事を教える時には4つの準備事項と、4段階で教える方法があります。
その中でもはじめにやることは、教育計画を立てることです。これは、4つの準備事項の1番目に位置するものです。
ISOを取得している製造業だと、力量評価表なるものを作っているはずです。しかし、規格の審査のためだけに作成して活用されていない場合が多いのではないでしょうか。
力量評価表はスキルマップと呼ぶこともありますが、誰がどの作業をどの程度身につけているかを一覧にしたもので、現状把握には良いツールです。
しかし、スキルマップには誰の、どのスキルを、いつまでに、どのレベルまで持っていくのかという教育の観点が抜けているため、活用されないのではないかと思っています。
このような問題意識から、スキルの現状と計画を書き込めるフォーマットに改善して、まずは教育計画を立ててみることをおすすめしています。
新人の戦力化や多能工化、技能の伝承など仕事を教えなければならない場面は常にありますが、早く正確に教える方法を知る機会は意外と少ないのではないでしょうか。
スキルマップを作っただけでは技能は伝わらない!