ベトナム人技能実習生受け入れのための勉強会

ベトナム人技能実習生3名を受け入れる企業さんで、受け入れのための勉強会を実施しました。

勉強会の冒頭で、ベトナムという国がどこにあるのか、日本や近隣諸国との位置関係、国土面積のイメージを持っていただくために世界地図を使って考えてもらいました。

地図で見ると、国の形が日本とベトナムでなんとなく似ていることや、面積もほぼ同じであること、中国、ラオス、カンボジアに接していて、東側はすべて海に面していることなどがわかります。

地理的なことや簡単な歴史、人口動向や、経済規模・成長率などを説明し、実習生のみなさんが暮らしてきた国の背景を理解。バックグラウンドを知ることで、日本人の社員さんが実習生に興味を持つことがとても大切だと思っています。

働く者同士のコミュニケーションが仕事を進める上で最重要であり、そのためには、お互いを知ることが必要というのは、日本人同士でも同じですよね。

さらに、外国人が理解しやすいと言われている「やさしい日本語」を意識して使えるように、学習を行いました。日本人が日本語をあらためて勉強するのは変な感じですが、相手に伝わりやすい伝え方を知って実践するのは、企業でプレゼンテーションの研修をすることとなんら変わりはないのかもしれません。

とにかく、遠い異国の地からはるばる来てもらった実習生のみんなが早く職場に慣れてもらいたいものです。そのうえで、しっかりと仕事と日本語を覚えて、「日本に来て良かった」と思って帰国してもらえるような受け入れ態勢構築を支援してきたいと考えます。