人材育成のための心構え

協同学習ワークショップに参加しました。

協同学習とは4〜6名のグループを活用し、自分の学びが仲間の役に立ち、仲間が自分の学びを助けてくれるという枠組みを作り出し、学びを最大限に高めようとする教育手法のことです。

主に小中高の教員が教育効果を高めるために研究され、取り組まれてきたものですが、企業の人材育成を担当する側の人間、すなわち経営者や人事担当者、私のような講師なども参考になることがたくさんありました。

なかでも、協同学習を取り入れる際の心構えについては考えさせられました。

 

・子供(社員)の成長意欲を信じる

・小集団での学習だが、あくまでも個人の成長のためのものなので、個人個人の成長度合いを常にフォローする

・教える側の相当に周到な準備が必要である

・仲間から学ぶ経験を通じて、お互いを尊重する風土ができる

 

とくに、「成長意欲を信じる」ということは、企業の人材育成においてもとても重要なことであり、自分が講師を務める上での価値観としていきたいと強く感じました。