ところで、アウトプットはしましたか?

コンサルタントは勉強を続けていかなければならないですが、インプットしているばかりでなく、アウトプットも同時にやっていかなければなりません。

人に会って得られる情報の他に、書籍や新聞雑誌、論文、最近では動画など、情報はいくらでも取ることができます。

新しい分野のことを体系的に理解しようとするときには、関連する書籍を易しいレベルのものから専門的なものまで最低でも一度に5~6冊ぐらいAmazonで買って読み始めます。

雑誌記事や論文などにもあたっていけば、だんだん輪郭のようなものが見えてきます。

この分野は要するにこれがキモだなということがわかってくれば、その中で使えそうな知識やフレームワークを選びます。

同時に、自分が関わっている案件に当てはめて、すぐに使ってみることがとても大事だと思います。

実地で使ってみることで、その使いどころや、効果などを検証することができます。

そのまま使うというわけではなく、自分なりに案件に合うようにカスタマイズする。

カスタマイズのさじ加減は、インプット即アウトプットを繰り返していると、自分なりのやり方が身についてきます。

やってみて役に立ったものは、自分のノウハウにして頭の引き出しにしまいます。

要するにパクってるわけですが、それでお客さまの問題解決に役に立てば、そんな素晴らしいことはないです。

お客さまを実験台にしているというニュアンスに取られてしまうかもしれませんが、決してそうではないです。

信頼関係と、経営をより良くしていこうという共通目的のもとで取り組んでいることですから大丈夫。

インプットしたら、すぐアウトプットしてノウハウの引き出しに入れろ!

「丸パクリして、それをそのまま売ってるわけではないですから。念のため!」

インプットばかりで頭でっかちになっても、頭の中にあるものを使えなければ、意味ないですよね。

ですから、せっかく得た知識・経験はすぐに人のために使いましょう!