わかったとわかるまでたしかめる

人に仕事を教える時のコツを一つ。

新人や後輩などに仕事のやり方を教えた時に「わかった?」と聞いていませんか?

そうやって聞くと、必ずといっていいほど「わかりました」と答えるものです。

でも、本当にわかったかどうかはあやしいものです。

きちんと伝わったかどうかを確かめないと、何度も同じことを聞いてきたり、教えた通りにやらなかったり、失敗してしまったりということが起こります。

教えたり、伝えたあとには「わかった?」ではなく「じゃあ一度◯◯さんが、やり方を説明してみて」と投げかけましょう。

また「そこで大事なことは何だっけ?」と質問することで、仕事の進め方だけでなく、外してはいけない重要なことまで相手が理解しているかどうかまでわかります。

仕事を教えたら、相手が理解できたかどうか、教えた自分が相手に伝わったとわかるまでしつこく確認しろ!

「あの時わかったっていったじゃん!」

教えた自分が「それ、この前教えたよね」と言ってしまうような状況は、自分が作り出してしまっていると思ってください。

つまり、相手が覚えていないのは、自分が教えなかったのだという心構えで、相手がわかったと、自分がわかるまで教えるようにしましょう!