PDCAで仕事を進めるときのポイント

自分の仕事のPDCAが回っているかは、はなはだあやしいものですが、それは棚に上げて今日は仕事の進め方PDCAについて書きます。

これを読むと、あらためてPDCAを回すときのポイントを整理することができます。

前提として、PDCAを回すには、論理的思考ができないとダメだと思います。

 

ポイントは次の3つです。

1.Pはもれなく具体的に 

2.Dは愚直にやるべし 

3.CAは事実ベースでギャップとその原因をつかめ 

 

Pがもれなく具体的でないと、やってみる段階になって結局場当たり的になってしまうことと、CAで振り返る時に、何が問題だったのかがわからないです。計画立案に必要な情報をキャッチできているか、5W3Hを意識してチェックし、具体的な実施計画を作りましょう。

Dのときに、あの計画でよかったかなとか言って、計画通りにやらない人がいます。それではPDCAサイクルを一周させることすらできません。Pで決めたら愚直にやるべし。ただ、Pが本当にダメそうなら修正すれば良いです。

CAでは、PとD両方とも事実ベースで振り返ります。どっちが悪かったのか、良かったのか、何が起こったのか、これも具体的に考えます。PとDのギャップを見つけて、その原因を考えて、対策につなげるわけです。まさに問題解決行動ですね。

 

こんな当たり前のことをあらためて考えるきっかけは、客先の社員さんがPDCAをうまく回せていないことに直面したからです。一人は計画段階で現状認識が弱く、漠然とした掛け声だけの計画になっています。だからなかなか結果に結びつかない。別の会社のもう一人は、チームで具体的に計画したのに、計画に従わず勝手に自分の考えでDを変えてしまっていました。具体的には、営業プロセスで量を追う計画なのに、応酬話法のブラッシュアップに気をとられ、必要件数の訪問ができなかった。

 

PDCAを回すということは、問題解決をするということ。そのためには論理的思考ができないとダメなんだよな。

PDCAは一人で取り組むと”なあなあ”になりがちなので、チームでやると良いでしょう。