経営コンサルタントが会議を活性化する2つの方法
コンサル現場でミーティングに参加することがよくありますが、わたしはファシリテーターの立場で議論を促進する役割に徹します。
診断時には、その会社にどのような会議体があり、目的や参加者、進め方などをうかがい、時にはオブザーブ参加することで問題点がないかを確認します。
経営者や、リーダーが入っているミーティングでは、その人の独演会になってしまう傾向があります。
また、よく発言する声が大きな人に議論が流されていくというのもよく見ます。
あとは、物事が決まったのか決まっていないのかがわからない、ふわっとした結論で終わる会議などもありがちです。
発言者が偏っているときは、まだ発言していない人に質問して口を開いてもらうように介入します。
とくに、腕ぐみしていたり、首を何度も傾げていたりする人は議論の内容に納得いっていないことがあるため、その人を狙っていきます。
本当は言いたかったことがその人の発言により提示され、これが他の参加者の気持ちを代弁しているものだったりすると、一気に議論が活発化することもあります。
また、ふわっとした結論は5W3Hで整理して具体化させます。
腕ぐみしているメンバーがいたら、発言させよう!
「発言者が偏る会議は、ただの情報伝達会だからメールやチャットで済ませられるんだよな。」
みなさんが参加しているミーティングで一度も発言機会がないというものはないですか?
そんなの参加するのやめちゃいましょう!